プリンターで新たなイノベーションを!

金属3Dプリンターとは、3次元CADデータを基にチタン・アルミニウム・ステンレスなどの金属材料を造形する装置のことです。
金属3Dプリンターは、専用ソフトで作った断面スライスデータに基づき、一層ごとに金属材料を結合させて積層をくり返すことで、任意形状の造形体を作製します。
金属3Dプリンターは金属材料を積層して成形する仕組みのため、メッシュ構造や中空構造のような複雑な形状にも対応しやすい特徴があります。
また、鋳造のように、専用の型を用意することなく金属部品を作成できるのもポイントです。

メリット
・3Dデータがあれば加工可能=鋳造型が不要。
   【型作成に掛かる時間及び費用が不要】
・中空構造など、削り出しが不可能な構造も造形可能。
   【部品の軽量化・材料コストの低減(材質による)】
・複雑な部品を組み合わせる溶接工程が不要。
   【溶接に掛かる時間及び費用が不要】
・造形サイズが小さければ、複数形状(または同一形状を複数)同時成形可能。
   【時間の短縮化】

デメリット
・金属3Dプリンター用材料は、パウダーのためコストが若干の割高となり、市場に浸透するまで、トータルのコストが若干の割高に成ってしまう造形製品もある。                                                                                     ・3Dプリンタ技術が新しい工法である為、部品発注する技術者からすると十分な品質保証(強度、対候性等)が確保されているか不安視される。                                                                                 ・3Dプリンタ用材料において、JIS規格に準拠した材料物性値などが広く普及していないため、早期の研究・情報整備が必要と見られる。                                                      

サンプル製品

 

フランジ付きパイプ

フランジ付きパイプ(中空造形)

パイプ(内部構造確認用)

パイプ(内部構造確認用)

複雑パイプ形状一体造形

一体造形

一体造形